ケアミックス

ケアミックスとは、一般病床(急性期病床)と療養型病床(慢性期病床)が一つの病院の中に存在していることを意味します。

このケアミックスの利点は、急性患者を出来高制の一般病床で、慢性期患者を定額制の療養病床で入院させることで人員や設備を流動的に配置できることがあげられます。
その一方で近年は、本来の一般病床に求められる急性期医療を提供していない病院の保険点数は低く設定されているために、中途半端な一般病床では経営効率が悪くなってきています。

現時点での診療報酬としては、急性期と療養型の区分けを一層明確にしていく方向性であるために、中途半端なケアミックスの形態をとっている病院は今後は経営が成り立たなくなっていくことが予想されています。

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