ペットボトル症候群

ペットボトル症候群とは、糖分を多く含むスポーツドリンクや清涼飲料水などを大量に飲み続けることによって,急激に引き起こされる糖尿病様の症状のこと。

こうした症状を呈した患者の多くがペットボトルの清涼飲料水を飲んでいたことから,「ペットボトル症候群」と名付けられた。 多糖の清涼飲料水を大量に摂取することで血糖値が上昇し,血糖値が上昇すると喉が渇くため,さらに大量摂取するという悪循環に陥ることで引き起こされる。脱水症状や高血糖症状が続くと,意識障害や昏睡状態に陥ることもある。 10代~30代の若者に多く見られるが,最近では夏季の猛暑のせいか発症者が増え,中高年層でも見られるようになった。

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