医療事故防止対策適合品マークとは、日本医療器材工業会が定めた業界の自主的マークです。
2000年8月~9月にかけて厚生省(当時)の医薬安全局が作成した「注射筒型手動式医薬品注入基準」などの医療事故防止基準にあった「安全器材」を識別しやすくするため、条件をクリアした製品だけに箱や個別包装にマークを表示できるようにしました。
事故防止医療器材であることを表示することで、メーカー側の開発のインセンティブになるだけでなく、医療従事者が一目で「安全器材」を区別できるようにすることが狙いです。マーク表示について強制的適用は求めず、メーカーの判断にまかせることになっています。