受療率とは、人口10万人に対してどれだけの割合の人が外来や入院などの医療を受けたか、を表す数値です。
厚生労働省が3年に1回発表しており、都道府県別、疾病別、年齢別のデータがあります。
受療率の計算式は、「受療率= 1日の全国推計患者数÷10月1日現在総人口 ×100,000」です。
このデータの使われ方として最もポピュラーなのは、あたらしい病院や診療所を計画するときの市場調査(診療圏調査)を行うときに活用されます。一定の地域におおよそどのくらいの患者がいて、競合する医療機関が何件あって、そこに新しい医療機関を開設したらどのくらいの患者が見込めるか、という推測をするために活用します。