診療協力支援事業とは、厚生労働省は,診療所の医師が二次医療機関等で休日・夜間診療を支援する場合の経費を補助する「診療協力支援事業」を2010年度から実施している(予算総額2億2949万円)。
病院勤務医の負担軽減を図るとともに,診療所医師の救急医療への参画を促すことが目的。二次医療機関等の要請を受けて,診療所が医師を派遣した際の手当のうち,1人1回1万3570円を上限に補助する。1施設当たりの積算単価は約500万円を見込み,国が1/3,残りは都道府県などが補助する。なお,「原則としてオンコール体制だけでは対象とならず,オンコールで診療所医師が二次医療機関に呼び出されて診療を行った場合に対象になる」と厚労省は説明している。