がん難民

がん難民とは、自分が受けたがん治療に不満をもち、複数の医療機関を受診するがん患者のことです。

NPO法人の日本医療政策機構が2006年に発表したがん患者団体等に対する調査結果のなかで、医師からの治療説明に不満を感じ、治療方針の選択に納得できなかったがん患者を「がん難民」と定義しました。

その結果がん患者の53%が「がん難民」に該当し、不満内容の最上位は「治療薬承認」に関するものでした。治療に要した自己負担額は不満をもたないがん患者が96万円なのに対して、「がん難民」は141万円と47%も高いという調査結果が出ています。

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