アドレナリンとは、別称はエピネフリンであり(英語圏ではエピネフリンと表記されることが多い),副腎髄質から分泌されるホルモンの一つ。
興奮,緊張,闘争,逃避のときに増加することで,皮膚血管の収縮,瞳孔散大,心拍数増加などを引き起こすほか,グリコーゲンの分解を促進して血糖量を増加させる効果もある。 薬剤としては,心停止時には強心剤として投与されるほか,アナフィラキシー反応に対する治療などに使用されます。
なお救急救命士は2006年4月から,救急現場や救急車内で意識がなく心臓機能が停止している傷病者に対し,救命上必要と判断した場合,医師の指示に基づいてエピネフリンが投与できるようになりました。