インフォームドアセントとは、子どもの疾患とその治療法について、保護者に対して説明し同意を得るだけでなく、子ども自身にも説明して了解を得ることです。

インフォームドコンセントとインフォームドアセントの違いは、インフォームド・コンセントが自己責任を担える患者に対するものであるのに対し、インフォームド・アセントは親の責任の範囲にいる子供を対象としています。年齢としては6歳から15歳ころまでが想定されています。

子どもが病気や治療法を理解し、その疾患と前向きに闘う意欲を高めることが目的です。言葉だけでなく絵や人形などを利用して五感を通じて理解できるように工夫すること、子どもが感じている不安や恐れの内容を予測し、疑問を口に出せる雰囲気を作ることが大切です。