中心静脈栄養法

中心静脈栄養法とは、カテーテルを中心静脈に挿入し,高カロリー輸液によって栄養を補給すること(経静脈栄養法とも呼ばれる)。

高カロリー輸液は濃度が高いため,血管が太く血流量が多い中心静脈(上大静脈,下大静脈)から注入される。 何らかの理由によって経口からの栄養補給が不可能な場合,または胃や腸などの炎症性疾患のため経口摂取が望ましくない場合,経腸補液を上回る高カロリー補給が必要な場合などに用いられる。 血栓症,カテーテル感染,浸透圧異常,pH・電解質異常などの合併症に注意する必要がある。

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