自己血貯血

自己血貯血とは、手術を予定した患者から前もって血液を採取し,保存すること(または,そうして保存した血液)。

緊急ではない予定された手術,稀な血液型や免疫抗体のある患者などに適応となります。 貯血量は手術での予定使用量に応じて,1回に200~400mL,1週間に1回を標準として採取し,手術の3日前には終了させる。血液採取後は一時的に貧血状態になるため,血液の生成を促す薬剤(エリスロポエチン)を投与する場合が多い。 なお,2006年度診療報酬改定で,従来の自己血輸血の項目が自己血貯血と自己血輸血とに分離された。

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