イヒ学物質過敏症とは、微量の化学物質が原因で頭痛や倦怠感などが多様に現れる症状で,シックハウス症候群もその一種とされる。
厚生労働省と財団法人医療情報システム開発センターが定める病名リスト(MEDIS-DC標準病名マスター)に,化学物質過敏症が2009年10月から掲載された。シックハウス症候群はすでに健保の適用が認められていたが,化学物質過敏症はそれまで病名リストに登録されていなかったため事実上健保扱いになっておらず,患者自己負担や類似病名の診断で保険適用されてきたが,その後は保険請求がしやすくなったとされる。