気管内挿管

気管内挿管とは、気道を確保するため,気管内にチューブを挿入すること。

挿管にあたっては,咽頭や気管の表面麻酔や全身麻酔を行う必要がある。また,頚や下顎の筋を弛緩させる目的で,筋弛緩剤を併用する場合もある。 気管内挿管には経口,経鼻,気管切開という3つの経路があるが,一般的には経口的な挿管が多い。 経口的に挿管する場合は,喉頭鏡のブレードで喉頭蓋を持ち上げ,声門を確認してからチューブを入れる。経鼻的挿管では,喉頭鏡を用いないで盲目的に入れることもある。

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