アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、遺伝的素因も含んだ多病因性の湿疹性疾患のことです。

本来乳幼児がかかる代表的な皮膚疾患であったが,1980年代から16~25歳までの成人のアトピー性皮膚炎が増え,重症化や慢性化する傾向もあると指摘されています。 

皮疹は加齢とともに乾燥化する傾向があり,掻破,摩擦によって痴癖化しやすい。年長児・成人の典型例では肘高,膝高,項部などに特有の痴癖化病巣ができることが多い。原因・悪化因子としては,環境因子,食物,接触抗原(かぶれの原因),ストレス,スキンケアなどが挙げられる。 薬物治療は,ステロイド外用剤やタクロリムス軟膏(免疫抑制剤)による外用療法が主となります。

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