アルキル化剤とは、細胞障害性抗がん剤の代表的な薬です。

アルキル基という原子の固まりをがん細胞のＤＮＡに付着させ，その増殖・分裂を抑制する。アルキル化剤は体内で一定の濃度に達すると作用し，白血病や悪性リンパ腫などに特に効果が認められるが，骨髄抑制などの副作用も強い。〔→骨髄抑制〕　主な薬剤として，エンドキサン，イホマイド，テモダール，ニドラン，ダカルパジン，塩酸プロカルバジン，サイメリン，アルケラン，ブスルフェクスなどが挙げられる。