ノンコンプライアンス

ノンコンプライアンスとは、患者が,医療上の指示に従った行動がとれない状態のこと。

治療条件や患者の背景によって異なるが,30~60%の人が指示を守らないという報告もあり,自覚症状がない場合,その割合はさらに増大する。 ただし,ノンコンプライアンスは患者の意思決定の一つと捉える考え方もある。全米看護診断会議は,これを「専門家とクライアントがともに決定した生活処方にクライアントが従えないこと」と定義し,単なる専門家の一方的な指示からの離反としてのみ捉えることを避けるよう,提唱している。

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