パクリタキセル

パクリタキセルとは、イチイという本の樹皮から抽出された成分をもとに合成された植物アルカロイドであり(タキサン系と呼ばれる),ドセタキセルと同じ系統の抗がん剤(商品名:タキソール,アブラキサン,ほか)。

日本では1992年に卵巣がんの治療薬として認可され,現在では,乳がんや非小細胞肺がん,胃がん,子宮体がんの治療に用いられている(卵巣がんでは,カルボプラチンとの併用投与が標準的治療法となっている)。 DPCでは「手術・処置等2」に本剤が設定されている区分がある(2012年4月現在)。

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