パッチテスト

パッチテストとは、アレルギー疾患を調べるため,疑わしい微量の薬物や抗原を皮膚に貼り付け,その部位に炎症が生じるかどうかというアレルギー反応をみる検査法(貼付試験)。

開放法と閉鎖密封法がある。 開放法は,被検物質を単に塗布あるいは接触させる方法。感度が低いので,強い反応が予想される場合に行う。閉鎖密対法は,シートに少量の被検物質を塗布して背中や腕に貼る。2日間貼付し,除去1時間後と翌日に判定を行う。一度に30~40種の物質のテストが可能だが,未知の物質を検査する場合は,濃度の設定などに注意が必要である。

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