プレバンデミックワクチン

プレバンデミックワクチンとは、感染症が世界的大流行(パンデミック)を起こす前に使用すべきワクチン〔→パンデミック〕。

過去に流行した鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)等を元に製造されるが,新型のインフルエンザではウイルス変異も考えられるため,流行した場合に治療効果があるかどうかは不明だが,新型ウイルスに対する新たなパンデミックワクチンが製造されるまでの間は少なくとも基礎免疫をつけるために使用する。 厚生労働省の新型インフルエンザ専門家会議では2008年4月,プレパンデミックワクチンを新型インフルエンザが発生する前に医療関係者等に事前接種させること,同剤の追加備蓄,出荷までの期間を短縮させるため国家検定を省略することー一等の方針が了承された。

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