定数超過入院

定数超過入院とは、病院・診療所において,1ヵ月間(暦月)の入院患者数が規定の数を超えること。

病院については,医療法の規定に基づき許可や承認を受けた病床数(許可病床数)に対して100分の105を乗じて得た数以上,診療所については許可病床数に3を加えて得た数以上と定められている。

入院患者が定数を超過すると,患者の療養環境の悪化を招くため,超過した翌月から入院基本科の算定について所定点数から控除が行われる。ただし,インフルエンザの流行などで「災害その他のやむを得ない事情がある場合」に該当する場合は,一時的に許可病床数を超えて入院させることができる。

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