成分輸血

成分輸血とは、血液の各成分を治療目的に応じて輸血すること(血液成分輸血)。 

赤血球濃厚液は出血や貧血などに用い,濃縮血小板血漿は血小板の補給に,新鮮凍結血漿は凝固因子のうち特に抗血友病因子(第皿因子)の補給などに利用される。また,大量輸血の場合には,保存血ではほとんどなくなっている血小板や第V因子,第VⅢ因子を補うために,濃縮血小板血漿を併せて用いる。 成分輸血では,①副作用が少なく安全,②各成分に分けるため血液の節約・有効利用ができますーといった利点が挙げられる。

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