看護基準

看護基準とは、病棟の看護師が患者一人当たり何人配置されているか、を定めたものです。

「7:1」「10:1」「15:1」などが看護基準になります。

「7:1」の場合だと患者7人当たりに看護師を1人を配置しているということになります。(基本的には常時患者7人に1人の看護師を配置していることが条件ですが、日中に多く看護師を配置している場合は夜間は少なくすることもできます)
この「7:1」という看護基準は、手厚い看護が必要になりコストも他よりも多く必要になることから診療報酬が非常に高く設定されています。
多くの病院はこの高い診療報酬を獲得するために、看護師確保に躍起になりました。その影響で慢性的な看護師不足が叫ばれています。そして、本来この「7:1」看護が必要で無い病院までもが高い診療報酬を獲得するために看護師を多く集めている現状があり、平成26年度の診療報酬改定では、この基準が一部内容が改正されました。

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