関節拘縮

関節拘縮とは、関節周囲の皮膚や筋,腱,靫帯,関節包といった軟部組織が,何らかの原因により収縮や短縮をきたし,関節の可動域が減少した状態のこと。

先天性と後天性とに大別され,前者では先天性多発陛関節拘縮症や先天性内反足などがあり,後者では関節リウマチや変形性関節症などによる炎症や,骨折や熱傷,挫傷といった組織損傷に起因するものがある。また,一定の状態で関節が長期間固定され,周囲組織の線維化か進み,非可逆的な状態に陥る長期固定性後筋性拘縮もある。

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