鳥イレンフルエンザ

鳥イレンフルエンザとは、A型インフルェンザウイルスの感染によって鳥類が かかる伝染病。特に病原性が強く致死率の高いものは 「高病原性鳥インフルェンザ」として,家畜伝染病予 防法で法定伝染病に指定されている。

2003年末から香 港や韓国などのアジア各地やヨーロッパで感染が拡大 し,日本でも発生している。  鳥インフルェンザウイルスの一部は直接ヒトに感染 し,重症患者では肺炎,多臓器不全などの症状が,軽 症者の多くで結膜炎が報告されている。ただし,日本 では発症した人は確認されていない。食品としての鶏 肉や鶏卵を食べて感染することはなく,適切な加熱処一理によってウイルスは死滅する。  なお,感染症法における鳥インフルェンザは,H5 N1型は二類感染症,H5N1型でないものは四類感染症 .- に指定されている。

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