不整脈とは、正常人の心拍数は成人で安静時に60~70/分,10歳で90/分,5歳で105/分,新生児で130/分だが,この本来規則正しい脈のリズムが乱れる状態を不整脈と呼ぶ。
脈が速い場合(頻脈)や脈が遅い場合(徐脈),リズムが不整の場合がある。 心電図で見ると,波形や間隔が一定でない。期外収縮,心房粗・細動,発作性上室性頻拍,洞不全症候群,房室ブロツクなどで起きる。 不整脈があってもまったく自覚症状がない場合から,苦悶,不安感,意識障害を起こす場合まで様々である。状態も,放置しても差し支えない場合から致命的な場合まで様々である。