保険医とは、健康保険法の規定によって厚生労働大臣の許可を受けた医師のことです。
具体的には、この保険医の登録があることによって、保険医療機関でその医師が保険診療を行うことができます。
したがって通常は保険医療機関で診療する医師は保険医の登録はされているものですが、万が一その登録がされていないと保険診療をすることができません。(医療機関が医師を雇用するときには、必ず医師免許証と「保険医登録票」を確認するため、通常は登録されていないで診療するということは起こりません)
医師が保険医の登録を受けようとするときは、勤務地の地方厚生局長あてに保険医登録申請書を提出します。勤務先が2つ以上の地方にまたがるときは主たる勤務先がある地方厚生局長あてに申請することになります。