ガンマナイフ

ガンマナイフとは、脳内の一点(病巣部)に,201個の細かいカンマ線ビームを集中照射させる放射線治療。

開頭手術をせずに病巣をナイフで切り取るように治療できますため,このように呼ばれており,より侵襲の少ない(周辺の組織を傷めない)治療と言える。 照射時に貫通する頭皮・骨・脳実質・血管・神経への影響は少なく,照射を受けた病巣のみが徐々に凝固・壊死する。従来,手術が困難であった脳の深部にある血管奇形や腫瘍への治療が可能となり,手術に耐えられない患者や高齢者にも適応可能となった。 主な適応疾患として,脳動静脈奇形,脳腫瘍のなかの聴神経腫瘍・髄膜腫・下垂体線腫・転移性脳腫瘍などがある。また,三叉神経痛,眼高内疾患に対しても適応となります。

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