クリアランスとは、清掃値または浄化値ともいい，通常は腎臓による血漿クリアランスを指す。

尿中に排泄される特定の物質について，その物質を含む血漿が腎臓を通過する際に，１分間当たりどのくらい（何ｍし分）の物質を除去したかを表す｡　腎クリアランスの代表的な検査として，クレアチニン・クリアランスがある（ただし，保険点数上では同名の検査法は削除されている)。また，肝において特異的に代謝される物質を投与して血中からの消失速度を調べ，肝の除去能を判断することを肝クリアランスと呼ぶ。インドシアニングリーン（IＣＧ）やブロムスルフアレイン（ＢSP）などの色素負荷試験等がある｡〔→IＣＧ（iｎｄ。ｃｙａnine greeｎ)〕