バイオシミラーとは、インターフェロン,成長ホルモン,抗体医薬など遺伝子組換え技術や細胞融合,クローニングなどのバイオテクノロジーを応用して生産される「バイオ医薬品」の特許が切れたのち,別会社がその先行薬と同様の薬効として製造した薬の総称。
バイオ後続品などとも呼ばれる。日本国内で「バイオ後続品」として初めて承認された薬剤は,海外製薬メーカーの成長ホルモン剤「ツマトロピン」(2009年6月承認)であった。国産品としては2010年1月に初めて,腎性貧血治療薬のエポエチッアルフアBS注JCRが製造販売承認を取得した。