リハビリテーションとは、疾病や傷害などの結果として生じる身体的・精神的な機能障害を予防あるいは回復するために行う訓練。
基本的動作能力の回復等を目的とする理学療法,応用的動作能力や社会的適応能力の回復等を目的とした作業療法,言語聴覚能力の回復等を目的とした言語聴覚療法等で構成される。 2006年4月診療報酬改定によっ _て,点数表上では従来の理学療法,作業療法,言語聴覚療法の区分が廃止され,心太血管疾患リハビリテーション,脳血管疾患等リハビリテーション,運動器リハビリテーション,呼吸器リハビリテーションーと疾患群別に再編された。 また,患者の治療過程における時期によって,急性期リハビリテーション,回復期リハビリテーション,維持期リハビリテーションに分けられる。「急性期」は筋力低下や呼吸機能低下などを防ぐため早期から機能訓練を始めるもの,「回復期」は急性期の治療を終えて社会復帰に必要な機能訓練,体力増進を図るもの,「維持期」は在宅などで機能低下を防ぐためのものである。