:体外ペースメーキング

:体外ペースメーキングとは、心臓手術後の心拍維持,ペースメーカー移植の前処置,ジェネレーター交換のつなぎなどの目的で,一時的に行う心臓ヘーシンクの方法。 

心臓の収縮・拡張の機能が乱れ,不整脈や徐脈等が現れて薬剤投与をしても効果がない場合に,人工的に心筋に一定の電気的刺激を与えて正常の脈拍に戻す療法をペーシング療法と呼ぶ。皮下にペースメーカーを植え込む方式を永久ペーシングといい,体外から経静脈的に血管を通じてカテーテル電極を心筋に当てて電気的刺激を与える方式を一時ヘーシンクと呼ぶ。体外ペースメーキングとは,この一時ヘーシンクのことである。 1957年に体外式ペースメーカーが開発され,1960年に皮下に植え込むペースメーカーが開発された。

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