痛風

痛風とは、血液中の尿酸が多くなる高尿酸血漿を基礎とし,尿酸塩の沈着などによって起こる急性関節症状・痛風結節・腎障害などを主症状とする疾患。

原発性痛風と,種々の疾患に伴う続発性痛風に分類される。 早朝に突然,足の親指が赤く腫れて激痛を感じるという症状での発病が最も多い。 治療の原則は,血中尿酸値を低下させることである。そのため,核酸を多く含む食物(臓物,イワシ,豆類など)を制限することと,尿酸の産生を阻害する薬剤アロプリノール,あるいは尿酸の排泄を促進させる薬剤プロベネシド等が有効である。

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