過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、消化管全体の運動性障害によって腹痛や便秘あるいは下痢が起こる病気の総称だが,特に,検査を行っても炎症や潰傷など目に見える原因や異常が認められない症例に用いられる病名。 

消化管が様々な刺激に対して敏感(過敏)な状態のため,ストレス,食事,薬,ホルモン類などのわずかな剌激によって消化管の異常な収縮を起こし,通常は頻繁な下痢症状などを呈する。過敏性腸症候群は,女性のほうが男性の3倍も多く発症すると言われている。

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