長期継続頭蓋内脳波検査

長期継続頭蓋内脳波検査とは、関頭して硬膜下電極や深部電極を一定期間留置し,てんかんの発作焦点やその広がりを調べる検査。

一般に,難治性てんかん患者の脳外科手術前に行われる。 脳波検査は脳が発する微量な電流(脳波)を感知するもので,頭皮に頭皮上電極を国際式10/20法に従い21個の電極を配置して電流を測り,増幅器を利用して波形として記録する方法を採り入れている。難治性てんかんでは,頭皮上から渕定する脳波では,電流が骨や皮膚を通るうちに形が歪み,正確に判別できないことがあるため,脳表または脳の深いところに直接脳波用の電極を置き脳波を記録する。 脳波の記録方法として,脳表電極を設置するには開頭が必要になり侵襲性は大きいが,頭皮電極では記録できない脳底面にも電極を配置できます。

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