がんワクチン

がんワクチンとは、特定のアミノ酸が9~10個ほどつながった小さいペプチドをがん患者に注射することで,患者白身の免疫の力を高めてがんの増殖を抑えるワクチンのこと。

がんペプチドワクチンとも呼ばれ,大学病院等で臨床研究が進められている。 がん細胞で活発に働く「wT1」という遺伝子が作る蛋白質の中から,免疫細胞が目印とする部分を特定し,ワクチンとして人工的に合成する。ワクチンを投与することで,免疫細胞に目印を強く認識させて活性化し,この目印を手がかりにがん細胞を見つけて攻撃させる仕組みとなっている。

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