ウロビリノゲン反応

ウロビリノゲン反応とは、尿中に排泄されたウロビリノゲンを検出する検査法。

尿中ウロビリノゲン検出にはエールリッヒのアルデヒド試薬が用いられ,陽性の場合は紅色に着色する。 肝臓病によって肝機能が低下すると,肝臓で処理されるウロビリノゲンが少なくなるので,尿に出るウロピリノゲンの量は正常よりもかなり増えることとなり,陽性反応を示す。陽性反応ならば,急性肝炎や溶血性黄疸などが疑われる。 一方,陰性反応の場合は,閉塞性黄疸などによってビリルビン自体が腸内に正常に排泄されていないことが考えられるため,閉塞性胆道疾患等が疑われる。

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