プラセボ(プラシーボ)

プラセボ(プラシーボ)とは、薬の中に本来の成分は入れずに体には影響のない成分を入れ、患者には薬と思わせて心理的な安心によって病状を改善していくためのニセ物の薬です。

特に精神科などでは使用されることが多いようです。精神科の患者は医師と話をしているだけで、気分が落ち着いてくることがあります。そして、「いつもの薬を出しておきます」と医師から言われて、それを習慣として飲んで安心して日常生活を送れる人も多いためです。

あとは、「治験」でもプラセボが使われることが多いです。複数の患者に、100%本来の成分が入った薬、50%、30%、0%など成分の配合を変えて臨床試験をするためにプラセボが使われます。

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