下垂体ブロック

下垂体ブロックとは、下垂体内にアルコールを注射することによるがん性疼痛の治療方法。

広範囲で両側匪のがん性疼痛には有効である。また,ホルモン依存性のがんの場合は疼痛治療のみならず,がんそのものにも効果がある。 X線透視下において鼻腔から針を下垂体に刺人,約1mLのアルコールをゆっくり注入する。尿崩症,眼合併症,頭痛などの副作用がある。初期の頃は死亡例があったが,現在では比較的安全とされている。

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