中心静脈圧測定

中心静脈圧測定とは、中心静脈とは固有の解剖名称ではないが,心臓に最も近く,心臓へ直接流人する大きな静脈(上大静脈,下大静脈)のこと。

中心静脈圧は,循環血液量や心肺機能の指標として利用されるため,大量の輸血や輸液を実施する場合,急性循環不全時,ショック時などに中心静風圧測定を行う。 圧測定器(マノメーター)が付いた中心静脈圧測定キットを使用する。大腿静脈などから圧測定用のカテーテルを右心房手前の下大静脈まで挿入し,マノメーターの液面の高さを見ることで中心静脈圧がわかる。

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