低体温麻酔

低体温麻酔とは、麻酔に際して意図的に低体温状態を作り出し,極端な血流低下または血流途絶に耐えられるようにして,出血を防ぎ手術しやすい状態を得る方法。

心臓を止めたり心内操作を必要とする手術,脳内手術などで行われる。 低体温の程度を軽度(32℃まで),中等度(32~26℃),高度(26~20℃),超低体温(20℃以下)に分けて,実施される。脳や心臓をはじめとした重要臓器への血流障害を起こさないよう,十分な酸素投与とモニタリングが大切である。

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