回転術

回転術とは、人工的に胎児を回転させ,胎位を変化させること。外回転術と内回転術がある。

 外回転術は,医師や助産師がお腹の上から胎児を回転させる方法。超音波と分娩監視装置で子宮の収縮や胎児の状態を見ながら行うため,危険はなく,痛みも軽い。妊婦が仰臥位の姿勢をとった状態で,医師や助産師が恥骨に両手を当てて胎児を持ち上げ,その後15分ぐらいして胎児が動き始めたら,頭と足を両手で支えながらゆっくりとでんぐり返しさせる。胎児の頭が下を向いたら,頭を骨盤の中にしっかりと入れて終了する。 内回転術は,子宮腔内に一手を挿入して胎児の片足を把持し,頭位または横位から不全足位に回転させる方法。母体の感染,胎児の仮死,骨折,子宮破裂などの危険性が高く,現在では双胎の第2子の急速遂娩以外ではほとんど行われない。

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