発熱外来とは、新型インフルエンザ感染を疑う人を最初に診察・治療する専門外来。

拡大感染期までは，疑い患者と一般患者とを振り分けることで感染拡大の防止を図るとともに，診療を効率化し混乱を最小限にすることが目的とされる。心配な人は，直接医療機関を受診する前に，まず都道府県の担当課や保健所の電話窓口等（発熱相談センター）に相談し，指示があれば最寄りの発熱外来を受診する。国のガイドラインでは，国内で患者が確認されると同時に開設することが求められる。既存の医療機関に専用外来を設置するほか，医療機関の屋外（駐車場等）にテント等を設置する，あるいは医療機関以外の場所（公共施設等）に設置するｰといった対応がなされる。