終末期医療とは、現在の医療技術では改善することができないと診断された患者に対して提供する医療です。（一般的には余命３ケ月以内の場合が多いです）

そもそも「終末期」ということばには明確な定義はありませんが、医学的には対応できない状態で、延命措置なども施さずに死を待つ状態のことをいいます。ですので、「終末期医療」としては、患者の身体的苦痛や精神的苦痛を和らげることが、最善の医療行為とされており、短い余命の中でも患者のQOLを少しでも高める努力を医師を中心にチームを組んで取り組みます。