胃がん

胃がんとは、胃に発生した悪性腫瘍のことです。

日本のがん死亡の20%弱を占める。男女比は約2:1で男性に多く,40~60歳代が最も多い。 初期にはほとんど無症状であり,進行するにつれて心商部の鈍痛,不定の膨満感,胸焼け,悪心,食欲不振などが出現してくる。さらに進行すると貧血,るいそう(皮下脂肪の著明な減少をきたす疾患)をもたらす。下痢・下血・吐血を起こす場合もある。 エックス線検査,内視鏡検査,生検などによって確定診断されます。転移を起こす傾向が大で,主として血行・リン八行を介して所属リンパ節,遠隔リンパ節,肝,肺,骨などへ転移する。 治療は,手術による切除が唯一の根治療法である。早期胃がんの術後5年生存率は90%以上であるが,進行がんでは40%前後である。転移を伴い,通過障害のある例などでは姑息手術(がんを切除しきれない不十分な手術)を行うこどがあります。放射線療法,化学療法を併用することもある。

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