診断書とは、医師が診察または治療を行った患者の状態について，ある時点における結果に即して，医師の判断を要約して記載・作成する文書。

一般的な診断書のほか，死亡診断書や交通事故等の自賠責用の診断書などがある。一般の診断書は診察時の判断を記載することが多く，様式も定められていないが，各医療機関や医師会等で独自の様式を作成している場合もある。死亡診断書については様式や記載事項が法律で定められており，各種の統計資料等にも利用されている。交通事故等の自賠責用の診断書は，保険会社から医療機関に請求され，表面に診断名や治療経過および今後の見通しなどを，裏面には受傷部位を記載する両面印刷となっている。診断書は実費徴収が許可されており，各医療機関で金額を設定している。