骨粗霧症

骨粗霧症とは、骨組織の新陳代謝のバランスが狂って,骨塩の減少が病的に完進した状態(オステオポローシス,骨多孔症)。

高齢の女性に多い。 血液中のカルシウムは,筋肉の収縮,神経の伝達,細胞の分裂,ホルモンの分泌など全身の生命活動に直接関わる重大なものとして,骨を犠牲にしてもその濃度を厳密に維持している。すなわち骨粗信症は単に骨だけの病気だけでなく,体内のカルシウム分布異常を示す指標と考えられる。治療にはカルシウムなどの栄養剤や薬剤を使うが,日常生活で牛乳や小魚などカルシウム豊富な食品を積極的に摂ること,軽い運動をすることも大切である。

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