ピック病

ピック病とは、若年性認知症の一つ。

若年性認知症とは,64~40歳(初老期)および39~18歳(若年期)に発症する認知症疾患の総称。脳の前頭葉と側頭葉の組織が萎縮し,神経細胞に異常な物質(ピック小体)がみられるのが特徴。アルッハイマー病の初期症状が記憶力など知的機能低下であるのに対して,ピック病では人格変化や情緒障害が現れる。ときに万引きなどの逸脱行動もみられるが犯罪の認識がなく,それで初めて発症に気づかれる場合もある。原因は不明で,厚生労働省が実態調査を進めている。

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